令和6年度 自己評価・理事・評議員評価まとめ
R6職員自己評価まとめ及び理事・評議員評価まとめ
教育目標・保育観について、定期的にグループワーク等を通して全職員で共有する時間をとっているため、正規職員・準職員ともに同じ目的をもって保育が進められている。子供の個別の理解についてはどの学年の職員もできている。しかし、子供理解の上で次の目標設定をしたり、活動・環境を作ったりする部分においてはもっとできないかと課題が残る。今後は子供の個々の発達を考えた一歩進んだ実践に移せるようにしていきたい。
社会からの要求が過剰でしかも個別に細やかなものを求められることが増えてきた。子供の発達や園の方針と照らしながら、できる範囲で対応をするが、園の教育保育方針への理解がすすむよう、いろいろな場面でお知らせをしたり話し合える機会を増やしたりするなどの場面を作るようにしていきたい。
指導援助について、個別の対応も含め各職員が園児の理解を進めていた。定期的な園内カンファレンスをはじめ、外部指導者からの助言や子供の見方などの指導を受けた。援助については、場所や状況・子供の感情や機嫌に合わせ子供自身に無理の無いように進めてきている。援助の意味や育ってほしい姿などを踏まえ同じ理解で進められるよう対応の共通化も図ってきている。個別の愛着形成をする担当制保育のよさも引き出せていると思う。個別の配慮が必要な子に対しても、クラス単位から園全体まで、どの職員も同様の対応ができるよう職員個別の相談や対応、職員全体の共通理解まで行うことができている。
行事について、年間でそれぞれの行事の担当者を決め、担当者が職員の組織作りや行事内容の企画連絡など責任をもって行っていたため滞りなく進めることができた。前年度の反省や記録からよりよいものになるよう、職員で意見を出し合って行事準備を進めている。問題点としては、役割分担の担当者に任せきりになる部分が多くあるため、個々の教諭が自発的に動けない面がある。決まったものから随時個々の職員が動けるよう情報の共有を図りたい。
その他、職員間の連携が取れるよう、日常的に同僚へ配慮しながら、関わり合える関係性を作ろうとする職員が多くいた。こうした日々の積み重ねで子供の保育についても気楽に言い合える関係性ができると信じている。上司からの意見や指導を素直に受け取り、また、お互いに意見を言い合うことで、園内の統一的な考えの下、対応もできるので、関係性の維持と意見を伝える場を作ることを引き続き大切にしたい。
令和6年度は安全管理・地域社会への情報発信として、各教室にカメラを取り付けたり、写真がメインのホームページを作ったり、インスタグラムで園の活動の発信を行ったりしている。また、園庭開放や卒園児が遊びに来やすいようにイベントの情報発信なども行った。
多くの取り組みや職員の現状を理事会・評議委員会で話し、委員の方々からは評価をいただいている。
投稿日:2025年05月17日